「舟グロー」大会を観戦してきました

対馬引越し便のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

対馬に古くから伝わる和船のレース「舟グロー」大会が和多都美(わだつみ)神社の秋祭り(古式大祭)で披露されて、長崎県立豊玉高校の生徒たちが参加しました。対馬引越し便スタッフも観戦に行ってまいりました！

リトちゃん

長崎はペーロンが舟のレースとしては有名ですが、
対馬では舟グローが漁村に古くから伝わる伝統行事として残っています。
舟グローは「舟くらべ」からの転訛と言われます。

7つの櫓がついた和船に16人が乗り込み、約110メートルの距離を漕いでタイムを競います。

写真では伝わりにくいですが、舟はかなりのスピード感で漕がれていて、大迫力でした！

高校生たちもかなり練習を積んできたものと思われます。

こういった和船は、対馬では昭和３０年代まで漁業や移動の手段として日常で使われていたそうです。当時は舟グローも各漁村で盛んに行われていたようですが、その後エンジン付きの船が普及するとともに廃れてしまったようです。

しかしその後、舟グローは有志によって昭和の終わりことから復活したとのこと。こうして島の高校生が地域行事の保存に精力的な姿を見ると、なんだか胸が熱くなりますね。

会場の和多都美(わだつみ)神社の景観も素晴らしく、非常に見ごたえがありました。

ぜひ対馬にお越しの際はご覧になられてみてください。毎年旧暦8月1日に行われる、和多都美(わだつみ)神社の秋祭り(古式大祭)で披露されています。

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この記事では対馬の伝統行事「舟クロー」についてご紹介させていただきました。

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