エコとアナゴと対馬について
アイランデクス対馬営業所 スタッフIです。
弊社【離島引越し便】の中でも、最も最北西に構える営業所「対馬」。今回の記事では、対馬について少しだけご紹介させて頂きます。
気になった方はぜひ、ご旅行やワーケーションなどでのご来島、またはご移住をお待ちしております♪
対馬とは
対馬は日本海の西、九州本土と朝鮮半島のほぼ中央に浮かぶ国境の島です。
南北82km、東西18kmという大きさで、細長い形をしています。

島の面積は約700k㎡に及び、(北方四島と沖縄本島を除く)国内の島嶼では、佐渡島・奄美大島に次いで第3位にあたるそうです。人口は約3万人と離島としては多いですが、近年は減少傾向が続いています。
複雑に入りくむリアス式海岸や、島の89%を占める山林が海岸線ギリギリまで迫っていることが特徴です。
その光景は、島の中央に位置する【万関展望台】から見渡すと、まるで海に巨大なマリモがいくつも浮かんでいるようにも見えます。
神秘的でいてどこかコミカルでもある、美しくもユニークな島です。
対馬の2大名物?
さて、「対馬 日本一」でネット検索してみると、以下の2点が目を引きます。
- 海洋プラスチックゴミの漂着日本一
- アナゴの水揚げ量日本一
検索結果だけ見ると、「海洋プラスチックゴミが多いとアナゴがよく獲れるの?」と曲解してしまいそうですが、 この場合は海洋プラスチックゴミさえ減れば対馬はアナゴ水揚げ「世界一」を狙える!と捉えましょう。
海洋プラスチックゴミに関しては、SDGsが叫ばれる近年、対馬はその「日本一」の漂着量から、メディアなどでも紹介される機会が増えました。
漂着するゴミの量は毎年20.000㎥もの量と推定され、その約7割は、韓国や中国など海外由来のゴミであるそうです。
TV番組などでは、漂着したゴミの出どころばかりに着目する構成になっていることも多いのですが、
我々日本人の公共意識も決して高いものではなく、同じようにどこかの国の海岸を汚している可能性もある、という加害者意識も持つことが大切であると思います。
しかしながら、海洋プラスチックゴミの問題とその未来は、悲観するばかりではないとも感じています。
最近では、国内外の大学が主催する、脱プラスチックを目指したスタディーツアーなども対馬で開催されているようです。

韓国・釜山の大学生が対馬海岸の清掃活動に国を渡り来てくれたこともあります。
また、SDGs取り組みの一環として伊藤忠商事は対馬の海洋プラゴミを袋や買い物かごへ再利用を始め、
PILOTは日本で初めて海洋プラスチック由来(対馬産)のボールペンを作成しました。
こういった試みがどんどん話題になって、対馬がエコロジー活動の面で注目される島となれば、新たな観光の強みにもなるとも考えられます。

対馬と言えばアナゴ!
エコロジー活動が強化されつつある対馬。美しく豊かな海が蘇れば、アナゴも快適に過ごし、品質と水揚げ量の向上が期待されます。
ぜひとも、清掃ボランティアに遠路はるばる来て頂いた方には、対馬のアナゴを振る舞いたいものです。
さて、突然ではありますが、皆様はアナゴのお寿司を食べたことはありますか?
ほろほろ食感になるまで煮こんで、甘辛いタレを一塗りされた黒光りの艶やかな「煮穴子」の一貫…ではなく、”生”のアナゴ寿司です。

実は生のアナゴには血清中に毒があり、加熱する調理法が必須なんです。(うなぎも同様です。)
生の調理法は、回転寿司や都会の和食屋などでも、まずお目にかかることはないと思います。
しかし、対馬などの産地では、新鮮な状態でしっかりと血抜きを施すという条件で、生食も可能なんです。
言わずもがな、対馬では生のアナゴ寿司を賞味することができます!!
弾力があり、程よい脂とうまみが乗った、クセのない、上質で生命力のある白身。まさに絶品でございます!!
気になる方はぜひ、ご来島・ご移住を♪

対馬への引越し、車両輸送はアイランデクスへ
エコとアナゴについて熱く語りすぎて、いったい何屋さんなのかよく分からなくなってしまいましたが‥
弊社アイランデクスでは、対馬をはじめ、全国の離島へのお引越し・車両の輸送を行なっております。
美しい原生林の残る対馬は、ドライブやツーリングなどでも多くの方に楽しまれております♪
対馬の公共交通はまだまだ万全とは言えません。慣れ親しんだ自家用車をお手軽に輸送して、国境の島・対馬をドライブするのも、きっと最高のリフレッシュとなるはずです♪
ご用命の方は、お気軽にお電話やWEBお見積もりをお待ちしております!
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